ご本尊の役割とは?

お寺やお仏壇に飾られているご本尊は、信仰の対象として祀られているものです。
しかし、ご本尊とはどのような役割や意味を持つのか詳しくご存じない方も多いでしょう。
そこで今回は、ご本尊の役割について解説しますので、参考にしてみてください。
▼ご本尊の役割
■故人の供養を行う
ご本尊は、お仏壇に飾る前に「魂入れ」の儀式を行います。
この儀式は、故人の魂をご本尊に宿らせるために行われるものです。
故人の魂が宿ったご本尊を仏壇へ祀ることで、供養の役割を担っています。
■家族の絆を深める
仏壇に祀っているご本尊の役割は、故人の供養だけではありません。
ご本尊として祀ることで信仰の対象になり、心の支えにもなるのです。
日頃からご本尊へ感謝の気持ちを伝えることで、家族の絆を深めてくれるでしょう。
■精神的な安定
ご本尊へのお祈りは、故人を偲ぶ気持ちや感謝の言葉を伝える大切な時間です。
特別な時間を日常に設けることで、穏やかな気持ちにさせてくれるのもご本尊の役割といえます。
信仰の対象として大切にすることで、心の支えとなるでしょう。
▼まとめ
ご本尊の役割は、故人の供養を行うだけではありません。
感謝の気持ちを伝えたりお祈りを捧げることで、家族との絆を深め、精神的な安定を得られるでしょう。
神奈川の『高野山真言宗 遍照山光明寺』は、お寺として法事やお墓など、故人様を大切にするお手伝いを行っています。
心に寄り添う信仰と癒しの場所として皆様をお迎えしておりますので、お気軽にお立ち寄りください。