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位牌の種類

位牌とは故人の戒名を記した木札で、ご自宅の仏壇やお寺に安置されるものです。
しかし、位牌にはいくつか種類があるため、どのように選べば良いか悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、位牌の種類について解説しますので、参考にしてみてください。
▼位牌の種類
■白木位牌
故人の葬儀から四十九日までの間は、白木位牌と呼ばれる仮の位牌を使用します。
これは本位牌とは異なり、主に葬儀の際に祭壇に安置されるものです。
■本位牌
四十九日が明けたあとは、白木位牌ではなく本位牌を安置します。
白木で作られた塗装のないものとは異なり、故人の戒名や法名が刻まれているものです。
本位牌を安置することにより、成仏した証として扱われます。
■寺位牌
自宅とは別に、お寺に安置するためのものを寺位牌と呼びます。
本位牌よりも大きめのサイズで、永代供養や自宅に仏壇がない場合などに用いられています。
■繰出位牌
複数枚の位牌を、1つにまとめたものを繰出位牌といいます。
先祖代々の位牌を安置する際、仏壇内のスペースを確保するために繰出位牌が使われます。
▼まとめ
位牌は故人の戒名を記した札で、白木位牌・本位牌・寺位牌・繰出位牌の4種類に分けられます。
それぞれ用途が異なるため、選ぶ際には目的に応じたものを慎重に選ぶことが大切です。
故人の葬儀や法要に関するご相談やご依頼は、神奈川にある『高野山真言宗 遍照山光明寺』までご連絡ください。
皆様の心に寄り添い続けるお寺であり続けるため、癒しのひと時を提供いたします。